Illustrator:白燕

自作の謎めいた記号、曲に隠された秘文と物語、界隈曲や東方楽曲の雰囲気が漂う独特のサウンド……海茶さんの曲は、一つひとつが芸術作品のようで、中でも「大パレード」シリーズのこの3曲が、一番好きです。幻覚に閉じ込められ、耳の聞こえない茜は、妹を探すために指揮棒を振る。森で迷い、目の見えない葵は、姉を目覚めさせようとヴィオラを奏でる。姉妹それぞれのソロ曲の歌詞、コード、物語が、絡み合い、つなぎ合わされていきます……。「QUOTE3摩訶論」が音の類似から「マカロン」になり、「QUOTE4死」に「おかわり」を加えて、「お菓子」が組み合わさる。物語が書き継がれ、新しい曲「幕を下ろそう,パレードへ」が生まれるのです。静寂も暗闇も恐れず、茨に覆われたペンローズの階段を越えれば、欠けた楽章は、やがて互いにつながる。幕を下ろし、パレードへ続いていく……本当に驚きます!こんな天才的な発想、どうやって思いつくのでしょう?!音楽なのに、童話の舞台を見ているようで、本当に大好きです……。興味があれば、ぜひ聴いてみてください!